【会食恐怖症(外食恐怖症)】とは?実際にきいた良い接し方・悪い接し方

 
乾杯

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この記事を書いている人 - WRITER -
同じ歳の旦那と息子と3人暮らし。 福岡で『カナエ菓子店』というお菓子屋をしています。 お菓子作ったり、ブログを書いたり、『ちい』という名前で絵を描いたりしています。 食べる事とお酒と家族が大好き。 楽しむことを生業に、生業を遊びにしたいと日々妄想中。
詳しいプロフィールはこちら

 

 

会食恐怖症・外食恐怖症という言葉、きいたことありますか?

 

私も少し前まで知りませんでした。

ただ、身近な人が、外食恐怖症を患い、初めてそんな言葉がある事を知りました。

 

全然知られていないですが、この会食恐怖症で悩んでいる人はとても多いそうです。

見た目などに何も変化がないため、気付いてもらえないですよね。

かなえ

 

私は医療従事者ではないので、治す方法などは分からないのですが、実際に外食恐怖症の人に

  • どんな症状なのか
  • 嫌だったこと
  • 嬉しかったこと

をきくことが出来たので、実際に会食恐怖症で悩んでいる人、また、会食恐怖症(外食恐怖症)で悩んでいる人への接し方で悩んでいる人にお伝えできたら、と思います。

 

 

この記事は、一人の外食恐怖症の人からきいたお話、その話をきいて私が感じた事をまとめたものです。

すべての人に当てはまるわけではありません。

 

会食恐怖症・外食恐怖症とは?

悩む女性

 

会食恐怖症・外食恐怖症とはどんな症状なのでしょう?

 

会食恐怖症・外食恐怖症とは?

会食恐怖症は、社会不安障害(社会不安症)の1つの症状

[社会不安障害とは]
人と接する事に対して強い不安を覚え、その不安を避けようとしたりすることで、本来あるべき健全な社会生活が脅かされる精神的な疾患

[治療法]

  • 薬物療法
  • 精神療法 がある

 

簡単に言うと、

  • 人と食事をするのが怖い
  • 外食が怖い
  • 会食・外食などをすると、吐き気などから食べる事ができない
  • なかなか理解をしてもらうのが難しいため、

などといった症状だそうです。(症状は人によってさまざまだと思います。)

 

【一般社団法人 日本会食恐怖症克服支援協会】の動画に分かりやすいものがありました。

 

 

他にも、会食恐怖症の事が分かりやすく書かれていました。

【一般社団法人 日本会食恐怖症克服支援協会】のホームページ

 

 

実際に外食恐怖症の人にきいたお話

空

 

私は当事者ではないですし、医療従事者でもないので、

『こうすれば治ります』とかは言えないのですが、実際に外食恐怖症の人と話して、きいたことをそのまま、お伝えできたらと思います。

 

【※注意】

ここに書いていることは、あくまで私の知人の話です。一つの例として見て下さい。

 

実際にはどんな症状なのか

 

私の知人の症状は、『外食が怖い』というものです。

なので知人は、『会食恐怖症』という言葉よりも、『外食恐怖症』という言葉を使っていました。

実際に病院で診断されたそうです。

 

症状を簡単にまとめると

  • 知っている家族や、友人との食事は問題なく食べられる
  • 外食(知らない人がいる)という環境だと食べる事が出来なくなる
  • 個室だったら大丈夫
  • 『食べたい!』と思ってお店に入っても、実際に料理が運ばれてくると食べられない
  • 『誰かに見られている』と過剰に思ってしまう

という感じでした。

 

何が辛いかというと、

  • その人は外食(お店の料理)が好きな方なので、食べたいのに食べられないのが辛い
  • 症状を、人になかなか理解をしてもらえなくて辛い

と言っていました。

 

 

症状は本当に人それぞれみたいで、会食恐怖症で悩んでいる人の掲示板のようなものを見ると、

  • 家族との食事も辛い
  • 食べること自体が辛い
  • 外食が好きではないけど、仕事で会食があるので困っている
  • デートの時、どうしたらいいか分からない
  • 旅行なども怖くて行けない

など、症状も悩みもひとそれぞれでした。

 

原因は何だったのか

 

私の知人があげていた原因

  • 子供のころから、食べる事に苦手意識があり(偏食など)、給食などにトラウマがある
  • 社会人になって、仕事で極度のストレスを感じていた

といったものでした。

 

極度にストレスを感じていた仕事を辞めた時、外食恐怖症も克服できると思っていたそうなのですが……

実際には改善しなかったそうです。

 

されて嫌だったまわりの対応

 

『こんな対応をされると辛い』と言っていたことは

  • 『ただの好き嫌いでしょ?』『気分の問題でしょ』など、【障害】であることを理解してもらえない
  • 『残さずに食べて』など、残すことを許してもらえない
  • 一緒に外食をしている時に『また食べられないの?』など、外食恐怖症の事について触れる

といったことでした。

 

されて嬉しかった対応

 

逆に、『されて嬉しかった対応』は

  • 『障害』である事を理解し、とにかく話をきく(自分から話し始めたとき)
  • 『食べられなかったら残していいよー』など、『残しても大丈夫』だと思わせてくれる

といったものでした。

 

あなたの近くに会食恐怖症・外食恐怖症の人がいたらどう接したらいいのか

乾杯

 

では、もしあなたの家族や友人、パートナーが会食恐怖症で苦しんでいたら…

外食の時、なんだか最近様子がおかしいな…もしかしたら会食恐怖症かも…と思ったら…

どう接したらいいのでしょうか?

 

 

  • 会食恐怖症という【障害】である事を理解する
  • 『残してもいいよー』『気にしないでー』など、細かい事を気にしない(決して問い詰めたりしない)
  • 悩みを話してくれた時には、とことん聞いてあげる
  • 当事者にしか分からない事なのだから、余計なアドバイスなどしない

 

(これも、知人と話をして、私が感じたことです!これと、全く反対の人もいるかもしれません。)

 

最後に

道

 

『知人にきいて、私が感じた事』みたいな、とてもフワッとした内容になってしまった気がします……

 

ですが、この記事を目にして、『会食恐怖症・外食恐怖症』の事を知っている人が少しでも増えて、

 

・会食恐怖症を理解してもらえず苦しんでいる人

・大切な人が会食恐怖症だけれど、接し方が分からず悩んでいる人

 

が一人でも減ったらいいな、と願っています!

 

【一般社団法人 日本会食恐怖症克服支援協会】の山口健太さんの書籍です↓

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