【体験談】お菓子屋開業話8~営業許可取得にむけて自分たちで物件を改装する・施工内容・費用など~

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
同じ歳の旦那と息子と3人暮らし。 福岡で『カナエ菓子店』というお菓子屋をしています。 お菓子作ったり、ブログを書いたり、『ちい』という名前で絵を描いたりしています。 食べる事とお酒と家族が大好き。 楽しむことを生業に、生業を遊びにしたいと日々妄想中。
詳しいプロフィールはこちら

 

こんにちは!

かなえです。

 

 

福岡市で菓子屋を開業しました。

なんだかんだでもうすぐ開業して2年になります!

 

開業するぞー!と決めてから、いざ開業するまで

  • 菓子屋開業に必要な事務的な事
  • 私がやったことの記録
  • 開業に向けての気持ちの変化

などを、記録として残していきたいと思います( ..)φ

少しでも、「いつかお菓子屋さんをやりたいなー」と思っている方の参考になればうれしいです!

かなえ

 

 

 

基本的な私の状況や、お店のタイプなどはこの記事を見てみて下さい(^o^)↓↓↓
【体験談】お菓子屋開業話0~開業にむけて準備していたもの~

 

 

この記事では

  • 菓子製造業の営業許可をとるためにやった改装工事
  • かかった費用

について書いています。

 

 

2017年7月 借りた物件を改装する

 

↓これが私が借りた物件の間取りです。

間取り

2017年7月から借りた物件の家賃が発生しだしたので、『菓子製造業』の『営業許可』を取得するために、借りた物件の改装を始めました。
※この『営業許可』は、私の資格ではなく、「この場所で作ったお菓子なら、販売していいですよ~」という製造所(場所)の許可です。

 

 

 

この菓子製造業の許可とは別に『食品衛生責任者』という資格が必要です。

食品衛生責任者の資格を取った時の話はコチラ↓↓↓
【体験談】お菓子屋開業話2~菓子製造業に必要な資格~

 

菓子製造業の構造・設備について

 

※注!!※  製造所の許可条件は、「喫茶店営業をするか?」「調理パンを販売するか?」などの細かい条件でそれぞれ細かく設定されています!
候補となる物件が決まったら、その図面を持参して、管轄の保健所の衛生課に相談に行ってください。
そこで、自分がやりたいお店の形態を伝えて、物件のどこをどう改装しないといけないのか、を必ずきいてください!

 

 

私がやらないといけなかった改装内容

 

私の場合は、

  1. トイレと作業場の間に扉を一枚作る
  2. 床を不浸透性材料にする
  3. 専用手洗い場を設置する

の3つの改装が必要でした!

 

私の場合は、店舗ではなく工房だった(お客さんが来ない)ので、見た目にこだわらなくてよかったのと、簡単な改装で済みそうだったので、業者さんには頼まずに、旦那と2人で改装工事をすることにしました!

DIYの得意な旦那に感謝感謝!

かなえ

 

1つずつ見ていきましょう~

 

1.トイレと作業場の間に扉を1枚作る

 

トイレ自体の扉とは別に、作業場(キッチン)とトイレの間にもう一つ扉が必要です。

 

 

トイレの扉

 

私が借りた物件は古いアパートだったので、作業場(キッチン)からトイレの間に、トイレの扉1枚しかありませんでした。なので、旦那が簡単に扉を作ってくれました。

 

扉なし

施工前:奥のドアがトイレのドアです。

 

↓扉設置!!↓

 

扉あり

施工後:扉がつきました! 

 

扉の上の部分は、通気性と、材料のあまり具合を考えて格子状にしましたが、別にただの板でも大丈夫です。

 

費用:約3,000円

 

どうやって作ったかは……旦那が丁寧に解説をしてくれているのでよかったら見てみてください。↓↓
【お店の作り方】菓子製造業の営業許可を取るためにトイレから作業場までの間に扉を作る

 

2.床を不浸透性材料にする

 

作業場の床は、不浸透性材料(コンクリート、モルタル、リノリウムなど)で、排水や清掃がしやすい構造でないといけません。

私が借りた物件の床は、普通の木のフローリング(浸透性)だったので、床を変える必要がありました。

 

 

保健所で、ビニール製のフロアシートでもいいか確認したところ、『OK』という事だったので、床にフロアシートを敷くことにしました。↓こーゆーやつ↓(ホームセンターやネットで買えます)
フローリングシート

 

床間取り

 

 

 

 

素の床

施工前:木のフローリングです。

 

↓ビニール製のフロアシートを敷き詰め!!↓

 

フローリングシート敷き後

施工後:旦那が微調整中。

フロアシート自体も木目調だったので、分かりにくいですが……床が不浸透性のビニール素材に変わりました!

 

費用:約6,000円

 

 

 

 

 

 

3.専用手洗い場を設置する

 

製造所には、キッチンの洗い場とは別に

  1. トイレ用の手洗い場
  2. 従業員専用手洗い場

が必要です。

 

ちなみに、トイレ用の手洗い場は、トイレのタンクに付属されている手洗い場は不可です!!

 

私が借りた物件は、トイレ用の手洗い場はあったのですが、従業員専用手洗い場がなかったので、新たに作ることになりました。

新たに水の出るところを作るのは素人には無理ですが、保健所で確認したところ、『今現在ある蛇口からの分岐でも大丈夫』とのことだったので、洗い場の蛇口から分岐して、手洗い場をつくることにしました。これまた旦那に作ってもらいました!

 

手洗い場

 

 

 

元の蛇口

施工前:元の洗い場はこんな感じでした。

 

↓↓分岐できる蛇口に替えます(食洗器とか付けるときに使う蛇口)↓↓

 

分岐できる蛇口

分水孔

横に分水孔があります。

 

↓↓手洗い場を付けます↓↓

 

手洗い場 手洗い場

 

↓↓元の蛇口から給水ホースを持ってくる↓↓

 

排水が垂れ流し状態

 

↓↓排水ホースを、洗い場の下で、元の排水ホースとドッキングさせる。↓↓

(洗い場にべローンとなったままでは、許可がおりませんでした…!!)

 

排水ホースをドッキング

施工後:完成!!

 

 

慣れない水回りの工事……旦那も少々てこずってましたが、無事に専用手洗い場が完成しました!

 

費用:約20,000円

 

購入したのは以下の物達↓。すべてホームセンターで購入しましたが、ネットでも購入できます。

蛇口 材料 材料

 

水道関係は、太さとか長さとか向きとか、色々あるみたいなので、もし自分でする場合はホームセンターで店員さんに詳しくきいたほうがいいです。
もしネットで材料を購入する場合は、しっかり下調べをしたうえで購入してください!

 

 

使用した材料、詳しい施工方法など、旦那が分かりやすくまとめてくれています。↓↓

【お店の作り方】菓子製造業の営業許可を取るために、キッチンの横に手洗い場を作る

 

 

 

まとめ

 

とりあえず、これで『営業許可を取るための改装工事』は完了しました。

今回のまとめは……

 

旦那に感謝……!!!!!

改装が必要な内容はみんなそれぞれ違うと思うので、必ず保健所できいてからとりかかりましょう!

 

 

 

営業許可をとるために必要だった工事を旦那がまとめています↓↓

【お菓子屋さんの作り方】菓子製造業の営業許可を取得するためにDIYした内装まとめ!

 

この他にも、工房として使用していくのに掃除・改装をしたので、そのことも書きたいと思います。

 

 

 

 

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同じ歳の旦那と息子と3人暮らし。 福岡で『カナエ菓子店』というお菓子屋をしています。 お菓子作ったり、ブログを書いたり、『ちい』という名前で絵を描いたりしています。 食べる事とお酒と家族が大好き。 楽しむことを生業に、生業を遊びにしたいと日々妄想中。
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